【小説を書くために】物語はどうやって生まれるか

小説のネタの見つけ方

これは人それぞれなのでセオリーは無い、です。

 

天から啓示を受けて自動書記をする人もいます。

その上で、私の場合。

 

話の思いつき方はいくつかありますので

私が経験した順序を書いてみます。

 

物語のできかた 私の実例。

ワンシーン先行型。

ワンシーン思いついてそれを書いている間に

それの冒頭とラストが浮かびますので、それに向けて話を広げていきます。

↓こんな感じ。

20150819_00Create3D4982

↓思いついたところから前後に話を広げていく。

20150819_00Create3D4983

思いついた部分から書いて行って、最後に全部を埋めます。

20150819_00Create3D498420150819_00Create3D4985

同人誌ならこれでも本は出ますが

pixivで連載していると途中で書く気力が萎えるタイプ。

 

シーン先行なので、

連載でやると、一話一話に山場を持ってくることができなくて

読んでいるのも辛い感じになると思います。

 

『書き切ってから公開する』タイプの小説に向いてます。

 

プロローグから思いつく場合。

  1. プロローグを先に書いている間に、
  2. クライマックスと
  3. エピローグを思いつく。

これが一番多いでしょうか。

↓これはその典型ですね。

「【タイバニ牛獅子】セーフセックス♪」/「晶山嵐」の小説 [pixiv] http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3689364

  1. 連載最初の三話分を一気に思いついて
  2. 1話を書いているときにエンディングを思いついて
  3. 3話まで書いたあとにエンディングを書き留めて
  4. 間を埋めている間に他のエピソードを思いついて長くなったものです。
  5. 最初は四話で終わる予定だった(笑)

読んでいただいたらわかるんですが

一部終了あたりから、

二部前半の『結婚式』のシーンはまるまままったく最初の予定には無かったです。

 

この話しに関しては、最初から『連載でやろう』という心づもりがあったので

一話の中に山場を持ってきて、ヒキを考えて書いてました。

 

自分縛りとして『前に書いたことは変更しない』ということで。

結果的に三カ所ぐらい変えましたけど。

 

名前を間違えていたとか、家族設定間違えてたのが一カ所ありました(致命的)。

 

連載小説向き。

 

なかなかエピローグを思いつかない形

冒頭の部分に書きたいことがあって、クライマックスも思いついて書き始めたのに

エンディングが定まらない場合があります。

 

↓これが典型。

「【刀剣乱舞 兼歌】歌仙の夢 桜湧」/「晶山嵐」の小説 [pixiv] http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=5353115

エンディングを思いつくまではさすがに連載も開始できないので

のたのた考えている間に前の部分が膨らんでとんでもない長さになったもの。

 

これを私は『小説の熟成が進む』と勝手に言ってます。

 

放置すると、腐敗するばあいと発酵する場合があって

発酵すると面白くなります。

 

もちろん、腐敗する場合もあります。

その場合は放置。

 

これは、連載の長さで山場とヒキを考えられなかったので

一本まるままアップしました。

 

一本完結してから公開する小説に向いてます。

 

書き終わる寸前にエピローグが変更、追加になる場合。

「【牛獅子】セーフセックス 番外 黒子」/「晶山嵐」の小説 [pixiv] http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4253849

↑フォロワーさんの発言で突然思いついて、翌日の昼にアップしたもの(笑)

 

書き始めたときはクライマックスもエンディングもちゃんと合ったんですが

書いている間に

「ラストが弱いなぁ……なんとかバーンとならないかなぁ」

と思ってたら、ラストに近づいたときにこのエンディングを思いついたもの。

 

↓これもそうです。

:有・罪・判・決シリーズ – 晶山嵐 同人サークル情報サイト 『GIREN-1』

 

今連載している↓これも

「【刀剣乱舞】『勝ち虫の夢』11 指切り」/「晶山嵐」の小説 [pixiv]

 

最初に冒頭の一話を書いて終わりにするはずが

なんか続けてしまって、ラストが思いつかなくてどうしよう、と思っていたものです。

 

なんとなくのラストはあったんですが、それじゃ弱いよなぁ……と悩んでました。

 

それと、まだ、ラストと今書いている所の間が埋まってません(笑)

 

現時点で、埋まってません。

そこのストーリーは決まっているんですけど、文章にならないので、

毎日ちょっとずつ書き足している状況です。

 

連載小説向き。

そのかわり、一度連載を始めてしまったら、

『良いラスト』を思い付かなければ、詰みますw

 

この『切羽詰まった』状況が、良いラストを思い付くヒラメキを呼ぶのだと

私は考えています。

 

 

突発的に話全部が出てくる場合。

最近では無いので例文を出せませんが

  • 夢で全部出てくる。
  • 何かしたときにワンシーン思い出して、数分以内に全部出てくる。

オリジナルでありました。

白き月の裏 – 晶山嵐 同人サークル情報サイト 『GIREN-1』

↑これが、一本まるまま夢で見たものです。ガンダムもじりですね(笑)

一本出来上がる場合は、私は大体これです。

 

トイレで思いついて、自室に帰るために階段を12段登っている間に

200ページ分の小説の話が全部浮かぶ。

 

あとは書き留めるだけ!

  • 散歩しているときに思いついて、帰宅するまでに全部できる。
  • お風呂入っている間に思いついて、お風呂で全部思いついてたから上がる。

こういうときは目の前を映画のように映像がよぎるので、動いてると危ないです。

現実が見えてないですから。

シーンだけ思いついて話しにならないもの。

そのシーンだけ書き留めて放置しているもの。

シーンというかネタ。

90%以上はこれです。

小説のネタ倉庫

あ 明石
明石、初めて近侍にしてみたけど、本丸セリフムカツク……長曽祢と蜻蛉切と長谷部で周り囲んで正座させてやりたい。

お おてとん
おてとん。常人でも腕って六キロぐらいあるのに、トンボなら10キロぐらいあるんじゃないか? 蜻蛉切が戦闘で肩から腕やられたとか。動けないトンボ抱き上げたらすんごい軽くて軽くて軽くて焦る御手杵。10キロ軽くなったら、軽く絶望感ある気がする。
か 歌仙和泉
「君の鳳凰に合わせて、僕も龍でも刺繍しようかな」
「なんで龍? 鳳凰にしろよ。揃いになるだろ」
「龍でも揃いなのだよ」
「なんで?」
「中国では、皇帝が龍で、皇太后が鳳凰だから」
ややあって、和泉が真っ赤になった。
ど 同田貫
同田貫の、あの顔の傷に触れられたらイくように調教したい。
と 蜻蛉切
長曾祢虎徹さんとか蜻蛉切さんは、冬に暖を求めて猫が寄ってくるはず。冬の小雨の中で二人が手合わせしたら、全身から蒸気が立ち上って白い炎みたいに見えるはず!カッコイイ!

こんなこまかいネタが↑こういうのに山ほど溜まってる。

ネタはあるから、その近辺のシーンはあるけど、

話し全部を思いつかないから書き出さないというか

他に一本ネタがいくらでもあるから手をつけないというか。

 

友人が長蜂なので、彼女からネタをガンガン送られて小説になるとか(笑)

 

死蔵ネタが9割。

これが私の普通です。

 

私は昔から、書き出したら物凄い勢いで公開していくので

全部が全部、公開してるんだろうと思われるかもしれませんが

公開しているのは、思い付いたネタの一割以下です。

 

つまりは、思い付いたネタの9割は『捨ててる』んです。

思い付いたネタの中で燦然と輝く一割だけを仕上げているんです。

 

だから、メモが大事で

『書き留める』ことが大事なんです。

 

「この小説面白くなるのかなぁ」とおもったことがあるあなた。

『たった一つ思い付いた、たった一つのネタ』を仕上げようとしていませんか?

 

殆どのネタはごみクズなんですよ。

公開する価値がないんです。

 

その『価値がないもの』を小説にしようとしているから

「この小説面白くなるかなぁ」なんていう疑問が生まれるんです。

 

『面白くする』という気概が生まれない小説は

放置しましょう。

 

だって、書き上がったって、面白くないんでしょう?

『小説を書く時間』って必要なんです。

 

面白くならないものに時間を書けるのはやめましょう。

「これ、私にとってはめっちゃ面白い!」という小説が生まれるまでは

『文章の練習』と割り切って、

『思い付いたシーンを「書き留める」』ことを繰り返しましょう。

 

書く時の心構え。

心構えって言うと大層だけど、

『誰に向けて書くのか』『なんのために書くのか』は

最初に決めておかないと、

日数が掛かってしまうとモチベーションが続かないと思います。

『誰に向けて書くのか?』とは?

友人がこのキャラクター好きだから、

そのキャラクターを入れた小説を書く。

 

なら、友人が満足すればいいんですから

どんな形式でもかまわないですよね?

 

それこそ、思い付いたネタ部分だけ、ちょっと小説風にして書けばいい。

 

私の友人のちさろうは

自分の子供たちを

漫画『ハンター×ハンター』の中のキャラクターとして

小説を書いて、読ませてました。

 

いわゆる、『夢小説』という部類ですね。

 

子供たちがすごく喜んでくれて、どんどん書いてて

完結しない間に子供たちは大きくなっちゃいましたw

こういう場合だと『完結すらどうだっていい』わけです。

 

つまりは、『不思議の国のアリス』が未完の状態ですね。

でも別に、いまさら子供たちも『ラストは?』なんて聞かないんです。

ちさろう本人も『完結はさせたいけど別にどうでもいい』そうです。

ただ、ネタがあるから、書きたいけど、忙しいから後回し。

 

  1. 『その時その時で楽しかった』から、
  2. 全体的に楽しくて
  3. 完結なんてどうでもいい。

 

こういう小説に対して、

ラストって必要ですか?

 

自分に向けて書くのなら、

自分が楽しければ書けばいいし、

飽きたらやめたらいいですよね?

 

公開するのなら、完結は目指した方がいいですが

プロでも、完結させてない小説って山ほどありますよね?

だから『絶筆』ってジャンルがあるんです。

 

プロでも『完結』って難しいんですよ。

それを、まだ三本も完成させてない段階で

最初の一本目で『ラストまで書く』なんて、目指さないでください。

 

『なんのために書くのか?』とは?

前述のちさろうだと『子供たちを楽しませるため』ですよね。

 

晶山嵐アバター 普通
晶山嵐
すこにゃちゃんは、なんのために小説を書こうとしているの?
小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
え?
小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
……

 

小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
考えてなかった。

 

晶山嵐アバター 普通
晶山嵐
だよね。
晶山嵐アバター 普通
晶山嵐
だから、書けないんだよ。

 

小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
……………………そっかー………………

 

小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
じゃあ、嵐ちゃんはなんのために書いてたの?
晶山嵐アバター 普通
晶山嵐
書かないと死んだから。
小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
えっ?

 

晶山嵐アバター 普通
晶山嵐
頭の中にガーッってネタが出るから、書き出さないと生活できなかったの。
小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
(凄い答え来た……(震))

 

私は、ネタが浮かぶと、書き留めるまで、そのネタが目の前をチラチラするんです。

大体のネタは『映像』で浮かぶんですね。

 

その『映像』が映画みたいに目の前で動くんです。

そして、普通に『見えている現実』にかぶさってくるので

歩いてるとマジやばいです。

 

『早く書けよ!』とでも言うように

書き留めるまで消えないんです。

 

だから、私は、『書き留めないと死んでた』から、書き留めたんですね。

 

最近まで、みんなそうだから創作してるんだろう

と思ってたんですが

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
『あの人みたいな小説を書きたいから書きたい』という理由があることを知りました。

 

そういうのがとっかかりだと、書けない確率は高いんだろうなと納得。

 

小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
なんで、そうだと書けないの?
晶山嵐アバター 普通
晶山嵐
『スティーブ・ジョブズ(アップル創始者)みたいになりたい』って言ってなれる?
小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
なれるわけないよ。

 

晶山嵐アバター 普通
晶山嵐
『村上春樹さんみたいな小説書きたい』って言って書ける?
小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
……

 

同じことなんですよ。

 

『誰々みたいになりたい』って言って、なれるのはほんの一握り。

 

『スティーブ・ジョブズみたいになりたい』

のなら

彼の経歴を洗い出して

  1. フォントを研究して
  2. 会社を設立して、
  3. 自分の会社から追い出されてまた会社を作って
  4. その会社で大きくなって
  5. ……

が必要なわけです。

 

なら、最初にすることは

『起業の仕方』を考えないといけないですよね?

 

起業したくない。ジョブズみたいになりたい。

これは無理なんです。

 

だから『あの小説家みたいな小説を書きたい』なら

『小説の基礎』からやらなきゃいけないんです。

 

小説がスラスラ書けるようになって初めて

『目的の小説家の』真似を始めないといけない。

 

小説家の真似から始めたら、絶対に書けないです。

小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
なんで真似だと書けないの?
晶山嵐アバター 普通
晶山嵐
漫画『ワンピース』のキャラクターの真似をしたら絵がうまくなれないのと一緒。
小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
なんでうまくなれないの?
晶山嵐アバター 普通
晶山嵐
デフォルメ絵を真似したら、人体の基礎ができてないから、どこまで言っても劣化コピーにしかならないの。
小説の一行目が書けない猫アバター すこにゃ
すこニャ
小説家の真似をしたら、小説の基礎がデキテナイから、小説家の劣化コピーにしかならないってこと?
晶山嵐アバター 普通
晶山嵐
そうそう。

 

ピカソも、最初から『ゲルニカ』を書いたわけじゃないです。

最初は、写実的な絵を描いていました。

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐
『絵の基礎』があるから、デフォルメできたんです。

 

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐

『小説』というのは、すでに『小説家のデフォルメ』が入っています。

その文章をまねようとしても、できないです。

 

 

なぜなら、

その小説家が書いていない文章を書けないから。

 

まず、あなたがオリジナルで小説を書けるようになる。

そののち、その小説家の文章をまねましょう。

 

評価がほしいのかどうか。

『書きたいから』、も大事だけど

身近の誰かに喜んでもらいたいからってのを

大きな理由にすると楽しいと思うんですよね。

 

『自分が書きたいから書く』のなら、周りを見なくていいです。

 

自分が書きたいように書けばいいです。

私がこのタイプ。

 

評価がほしいなら、『受けるネタ』を書かないといけないですね。

そのためにはリサーチが必要です。

 

自分の小説がつまらない時。

アスクの質問とか、友人とかからの相談めいたものでよくあるのが

「思いついた話がつまらなくて書く気にならない」というもの。

 

その『つまらない』が、『自分がつまらない』のなら書かなくていいと思うのです。

なぜ『つまらない』と思っているのに書き続けるのか、私には不思議で仕方ない。

 

私は、つまらないと思ったら、放置です。

 

ただ、

「こんな話しよくあるし」「みんな書いてるし」みたいな

『つまらない』っぽい感じを受けることも多いです。

 

以前、知人と合同で本を出そうかと言う話しになった時

冬だったので「クリスマスネタ」で行こうか、と誰かが言ったら

同じ話になるじゃないですか、つまらないでしょ」とある人が言ったんですよね。

 

結局、その本自体流れましたけど

その時に私が思ったことは

テーマが同じだけで同じ話しになると思ってるんだ?」

ということ。

 

じゃあ、テーマの数しか話がないことになりますね。

  • あなたが読んだその話の作者とあなたは一緒の人ですか?
  • 考え方が同じですか?
  • 違う人だし、考え方も違うでしょう?

 

同じ話になんてなりようがないんですよ。

 

「他人と似た話しになる」と『思う原因』は

あなたの思考が一般的だと自覚しているから、です。

 

『自分が考えることは一般的だから、

誰でも考えることだから「私が書く必要ない」』と

先に あなた自身がブレーキをかけているのです。

 

是非、地上派テレビの『プレバト』の俳句コーナーを見てください。

「キングオブ凡人」と、先生がたまにおっしゃいます。

 

「誰でも考えつくネタ」というのがあるんです。

 

そういうのを書いておいて、似たようなネタを書いた人に

「私の真似だ!」というのはよしましょう。

 

二次創作なのに、主人公を誰に代えても通用しそうな話。

男女だろうが、男男だろうが、女女だろうが、人間化物だろうが通用する話。

それが『王道ネタ』です。

 

特許の世界でいうと、

『マッチ棒の両方に、赤い火薬をつける案』

毎年毎年、たくさんの人が特許申請に来るそうです。

そんな商品が無いから、イケル! と思うんでしょうね。

すでに特許取得済みです。

 

創作の八割は『王道(キングオブド凡人)』になります。

だから、王道は数が多くなります。

 

ただ、王道は、ファンが多いです。

 

昔一斉を風靡した時代劇。

  • 水戸黄門
  • 大岡越前
  • 遠山の金さん

この三本が、じゅんぐりに放送されていました。

再放送でも無いのに、似たようなネタ。

再放送流されたって、新しいのか前に見たのかわからないw

 

完全に『起承転結』の典型。

ラストは必ず同じオチ。

 

それでも、みんな見てたんです。

あれこそ、『キング オブ 王道』でした。

 

日本ではもうこういうのは無くなりましたが

欧州だとオペラがずっとこうですよね。

名作を、別の人が演じることで、ロングランしています。

 

あれも『キング オブ 王道』。

宝塚も『キング オブ 王道』。

 

みんな王道好きなんです。

 

だから、思い付いたネタが王道だからって、捨てる必要はないです。

 

 

王道だからといって、卑下する必要はまったくないです。

あなたにはあなたの王道があるのですから。

 

漫画だと、

イケメンの男性がかっこよく喫煙するシーン。

って、王道のイラストシーンですよね?

 

『みんなが描いてるからいらないか?』って、違いますよね?

『その作家さんのその絵で見られたら、満足!』ですよね?

 

小説も一緒です。

王道の話でも、『あなたの感性で書かれた王道』なら

それは『あなたのオリジナル』なんです。

 

『みんな書いてるし』とか思わずに書き切ってしまってください。

『あなたが面白い』のなら、

あなたの作品を好きな人には面白いのですから。

 

ただし、あなたが面白くないのなら、放置しましょう。

それに時間を書けるのは無駄です。

 

書き上がっていないのに、その先を考えない。

 

小説の書き方について、晶山嵐が残念がっている
晶山嵐

小説はどれだけ書いても、崖から転落なんてことはないですから

自分でブレーキをかけるのはよしましょう。

 

 

『書けない』という

もう一つの原因は、「ヒトサマの話を読みすぎ」です。

 

特に、商業誌ではなく、pixivの小ネタ作品などをずっと読んでいると

そりゃ同じネタでみんな書いてるでしょう。

 

起承転結もなく、『書きたい部分』だけ書いている人がたくさんいるでしょう。

それが王道ですから。

 

そこがピンポイントで自分の書きたいものとかぶっていたら

真似になるから書いちゃだめ」と思うかもしれません。

 

でもね、考えてみてください?

 

その話で新人賞を狙うんですか?

違うでしょ?

まだ書き初めでしょう?

 

誰と一緒でもいいから、初心者は『話を書く経験値』を稼がなきゃいけないんです。

 

一本仕上げてみない限り、どこが悪いのかの判断はできません。

どこが悪いかわからない限り、改善しません。

 

●一本目をまだ書いてないなら、

誰と一緒のネタでもいいですから、まず一本上げましょう。

 

数本書いていて、こういうことで止まっているなら

それでもとにかく数を書きましょう。

この時は、『完結』を考えなくていいです。

 

好きなシーンだけ書いて、満足しましょう。

 

それで足りなくなったら、完結させましょう。

 

起承転結の転の所だけ書いたような小説ではなく

プロローグからエピローグまで、『完結』させたものをいくつも書きましょう。

書きたいシーンだけ書いたものは『一本』には入りません。

 

10本以上書いてようやく、

プロローグやエピローグの出来を論じましょう。

 

10本書くまでに、自分の作品を品評するのはやめましょう。

それが一番害悪です。

 

小説を書き始める上で、一番大事なこと。

何度もこのブログで書いていますが

タダ一つ思いついた、

タダ一つのネタで、

一生印税で食べていけるような

珠玉の大作を書きたい。

なんていう夢は捨てましょう。

 

そんなことができるのは天才だけです。

 

そして、天才は書くことに悩まないからこの記事を読んでません。

小説を書くことに悩んだ時点であなたは『小説を書くことの天才ではない』です。

 

天才ではないなら、数を稼いで秀才になる しかないんです。

経験値を稼ぐためには『数』が必要なんです。

  • 10個のネタを思いついて、一つのシーンに着手でき
  • 100個のネタを思いついて、一本の話が仕上がる。

それぐらいのスパンで考えてください。

初心者のうちに、一つのネタで一本の話が仕上がることはまずないです。

一本の話を完結させるためには、最低でも、

  1. 書き初めのネタ
  2. クライマックスまで導くネタ
  3. クライマックスのネタ
  4. 書き終わりのネタ

が無いとだめです。

四つの『大きなネタ』があって、ようやく一本の話が終わるんです。

 

小さなネタはその間を埋めるため、つまりは

上記手順だと『2』を埋めるためのネタです。

 

2はいくつあっても2どまりで、1,3,4には代用できません。

 

『好きなシーンから書く』のを推奨しているのは

『まず書く』ことに慣れるため であって

それだけで一本の小説が書けるわけではないです。

 

でも、『書くこと』に慣れない限りは一本の小説を上げることはできないのです

だから『書くこと』が大事だから、『好きなシーンから書け』と言うわけです。

話が面白くない、という場合はだいたいにおいて

  1. 書き初めのネタと、
  2. クライマックスまで導くネタと、
  3. クライマックスのネタと、
  4. 書き終わりのネタ

↑この『2』のネタしか思い着いていないからだと思います。

書き始めもクライマックスも書き終わりもないんですから

『話し』としてはつまらないでしょう。

 

それは仕方ないことです。

そして、

  1. 書き初めのネタと、
  2. クライマックスまで導くネタと、
  3. クライマックスのネタと、
  4. 書き終わりのネタ

↑1、3、4、を埋められるほどの『大きなネタ』を思いつかないから

『書き始められない』 とか 『一本が終わらない』 とかになるわけです。

 

小説って、こういうことです↓

【小説の書き方】気力の不要な部分から書いていく | 小説の書き方-プロ作家が答えます

 

 

『ネタが出ない出ない』の理由。

『ネタが出ない』と言っている人の大半は

『ネタ一つで小説が完結する』と考えているのではないか、と最近思いました。

 

『女子高生が古代中国で活躍する話』

これもネタです。

これで、このサイトの小説ができています。

【赤狼】女子高生軍師、富士山を割る。シリーズ開始。 | 晶山嵐の小説 男女ノーマル

 

これもネタなんです。

小説のネタ倉庫

明石、初めて近侍にしてみたけど、本丸セリフムカツク……

長曽祢と蜻蛉切と長谷部で周り囲んで正座させてやりたい。

『女子高生が古代中国で活躍する話』より、文字数多いですよね。

 

でも、『シーン』は一つですよね?

『長曽祢と蜻蛉切と長谷部で周り囲んで正座させられてる』だけ。

イラスト一枚で終わります。

 

でも

『女子高生が古代中国で活躍する話』

このネタって、イラスト一枚で終わらせられないですよね?

 

でも『ネタ』なんですよ。

 

『ネタ』には小さいのから大きいのまであるんです。

 

その『大きなネタ』だけを『ネタ』と思ってませんか?

そして、『大きすぎて収拾がつかなくなった』りしてませんか?

 

一番大きなネタはこれですよね?

『短編でもみんなが感動するような話』

これもネタです。

 

あなたも考えたことありませんか?

 

でもこれね

『スティーブ・ジョブズみたいになりたい』

っていうのと一緒なんです。

 

あまりに大雑把すぎて、『実行できない』んです。

 

彼の経歴を洗い出して

  1. フォントを研究して
  2. 会社を設立して、
  3. 自分の会社から追い出されてまた会社を作って
  4. その会社で大きくなって
  5. ……

と『分解』しましたよね?

 

『短編でもみんなが感動するような話』

これも分解しないといけないんです。

 

その分解先を調べるために『リサーチ』が必要なんですね。

 

ネタをメモする前に選別しない。

『ネタが出ない』のではなく

『良いネタが出ない』のですよね。

 

でもね

  • 『良いネタ』
  • 『悪いネタ』

って、どこで選別していますか?

小説を書いたことも無いのに。

 

頭の中で選別するのではなく

『思い付いたことを全部書く』んです。

 

出たネタから文章化するしかないんです。

 

だって、あなたには今、そのネタしかないんでしょう?

 

ネタの数が少なくて、文章の経験値も積んでいないのに

なぜ、ネタの善し悪しがわかりますか?

 

「このネタつまらないから書かない」と言っている時こそ、

なんでも、思いついたことを文章にしていく癖をつける時です。

 

ポットに水を入れたらしゅーしゅー言い始めたから

いつごろわくかなーと思いながら小説を書いてたら

突然、物凄い蒸気が吹き出してきて

「しまった! 水入れすぎた」と思ったときには、

注ぎ口からダーッと熱湯が吹き出して

蒸気排出口からボコッボコッと熱湯があふれだして

コンセントを外すために手を伸ばすことができなくなった。

私の以前の冬の光景ですw

 

ちっちゃいネタですよ。

でも、主人公がナニカに悩んでるときに

  • こういうことが起きて「何悩んでたっけ、まいっか!」とやり過ごすのか
  • 「ちょっと、今、ナニカひらめいたのにっ! なんだっけ! どこかにメモしてない!」

と探し回るとか。

 

いくらでも続きは書けますよね?

 

ちっちゃな日常ネタです。

でも、読者はすぐにどんな状況か想像つきますよね?

  • 読んでてヒャーとなったり、
  • アルアルと頷いてくれたり。

小説って、こういうことの積み重ねなんです。

 

こんなちいちゃな『ネタ』でも書き留めておくと

困ったときに使えるんです。

 

 

 

「このネタつまらない」と言っている時点で、他のネタが無いのでしょう?

 

 

湧いて出る程ネタがあったら、

その一つのネタが面白いかつまらないかを考えている暇は無いですね。

 

 

面白そうなものから着手していますよね?

 

一つしかネタが無いならそれをまず文章にするんです。

それと、『つまらない』かどうかは他人が決めることですので

自分でブレーキをかけないこと。

 

 

特に初心者のうちは、なんでもかんでも手を出せばいいんです。

小説を書くのを失敗しても死なないです!

 

 

 

今、そのネタがつまらないからと言って、他のネタを思いつくのならいいですが

すぐに思いつかないなら、そのネタをまず 『今日』 文章にしましょう。

 

良い小説になるかどうかは後の話です。

まず『脳内』のネタを『テキスト化』しましょう。

 

 

明日浮かんだネタは明日文章にすればいいのです。

 

小説家になりたい、小説が巧くなりたい、と

『発展途上』であることを自覚しているのなら

毎日文章を書きましょう。

 

つまらないものを書いて

つまらない文章になる時間の無駄は

最初からやめたい。

 

これはわかります。

けれど、最初から巧い文章なんて書けません。

 

文章の練習は、文章を書くことでしか上達しません。

  • 一流小説家の本を100冊読んだ人が面白い小説が書けますか?
  • 何百本の映画をみた映画評論家が映画を作れますか?
  • スティーブジョブズが何をしたのか、つぶさに知っていても、それを実行して会社を運営できますか?

違うでしょう? できないでしょう?

 

『読んだ』だけだと『目だけが一流』になってしまい
自分の生み出す三流以下の文章耐えられないから
そんなゴミクズを『自分が生み出す』のがいやだから、書かないのです。

 

自分が、『文章を書くのが下手』だと認めたくないからです。

 

成長の第一歩は『自分が未熟』であることを『知る』こと

自分が未熟だから、巧くなろうと思うのです。

 

自分の文章が下手だと認めて初めて、その上に行こうと思うのです。

書いたら巧いと思うけど、ネタが無いから書かないのよね」と言う人は

いつまで経っても巧くなりません。

 

それは『自分は(天才だから)ナニ書いても巧い(筈)』と思っているから努力をしないのです。

 

他人と比べない。

今、ヒトサマの文章をたくさん読む前にこの記事にたどり着いたのでしたら

これ以降ヒトサマの文章を読まない、という選択も考えてみてください。

 

他人と比べるから『自分が下手』だと思うのです。

 

並の文章力をつける前に

一流の人の文章を目が覚えてしまうと

害悪になる場合があります。

 

書店のビジネスコーナーを見てください。

 

報告書やら、メールの書き方やら、

『小説』程の長文ではないものを書くためのハウツー本に溢れてますよね?

 

書けない人が多いから、ハウツー本が流行るのです。

殆どの人は、人に理解してもらえる文章なんて書けないんです。

 

 

ツイッターのような短文でさえ、

人に通じる文章を書けない人がどれだけ多いことか。

 

 

あなたは小説を書きたい。

だから、あなたがフォローしているTwitterの人達も、

ある程度文章が巧い。

 

だから、あなたは『みんな文章が巧い』と思ってます。

 

↓Twitter始めたての人が一覧されています。

ハッシュタグ #初めてのツイート

どんな文章を書いているか見てみてください。

 

このツイート一覧を一カ月前までたどって

何人がTwitterを続けているか見てみてください。

 

殆どは続いてませんし、殆どは『普通の文章』です。

 

『巧い文章』の人なんて、ほとんどいません。

 

これが、『たまに下を見ましょう』ということです。

 

小説家を目指そうとしている時点で、

あなたはかなり『文章が巧い』筈です。

 

そのあなたが『上しか見てない』から

自分がヘタだ、と思うのです。

 

 

報告書やメールより小説の方が上位だと言っているのではなく

たんに『文章量』が桁違いに多い、という話です。

 

文章量が多くなれば、うまさも目立ちますが、下手さも目立ちます。

 

報告書を書けない人が小説を書けるわけが無いです。
報告書なんていう短い文章で、端的に、
普通ならほぼ 『一つのこと』 をヒトサマに説明できないのですから。

 

電話メモも、何も考えずに書くと

「▲さんから電話」と書く人が多いんじゃないかと思います。

 

  • 何時ごろ?
  • 誰当て?
  • 折り返しが必要?
  • どんな用事?

 

これらは不備を叱責されて初めて身につく人が多いんじゃないでしょうか?

 

小説というか、『長文』も同じなんです。

読んでいる人に伝わらないと意味がないんです。

 

読んでいる人に伝わるかどうかは、書いてみないと仕方がないんです。

 

書かない間は、あなたが巧いか下手かを他人が判断することはできませんし

書かない間は、上達しません。

 

『小説の書き方』を検索したあなたは『小説の天才』ではない。

だから、『小説の秀才』にならない限り、面白い小説は書けないんです。

『勉強の秀才』になるのに、秀才君がどれだけ勉強しているか、

なんとなくわかるでしょう?

 

あれと同じぐらい『文章を書く』ことをしないと

あなたは『小説の秀才』にはなれないんです。

 

『小説の秀才』にならない限り、賞を取ることも無理です。

 

だって、『小説の秀才』より下手なのですから。

 

まとめ。

  • まず、文章を書きましょう。
  • 山ほど書きましょう。
  • 毎日書きましょう。

 

『一つのネタ』で一本の小説を書く、というのは

小説に慣れた人が『こまかいネタ』を数に入れていないからです

 

でもまず、そういうことを考えずに

『思いついたシーン』を『文章化』してみましょう。

 

それが面白いか面白くないかはあとの話です。

まず、文章にしましょう。

 

文章にして残しておけば、あとから見直して手を入れることができます。

書いたその瞬間に最高の物を書かなければならない

という固定観念をまず捨ててください。

 

文章というのは推敲していくものです。

 

まず、文章にしないと、推敲はできません。

頭の中でできる推敲には、天才ではない限り限度があります。

あなたは天才ではないです。

でも、秀才には誰でもなれます。

 

最初の一文から名文を書けると思わずに、肩の力を抜いて文章を書いてください。

8万文字の全文字に心血を傾けて書こうとすると死にます。

 

さらっと気軽に書いて、何度も読み返して修正を入れればいいのです。

 

まず、書きましょう。

書いてから、考えましょう。

 

【小説を書くために】物語はどうやって生まれるか

でした。

 

エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2015/08/19  8:38 】

【この記事を更新した日 2018/12/04 9:53 】

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