小説を書くために、類語辞書を自分で作る。

小説の書き方

小説を書くときに、『同じ形容詞』ばかり使っているとつまらないので、

類語辞書を使って、語彙を増やす。

類語辞典・シソーラス・対義語 - Weblio辞書

普通なら↑これを使う。

 

『殴る』と検索すると↓のように、似た言葉を並べてくれる。

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殴るの同義語 - 類語辞典(シソーラス)

 

21回以上の検索は有料だけど、かなり凄い類語。

類語.jp 類語辞書検索サイト


そして、毎回検索するのも面倒だし、

自分の言い回しを書き留めるためにも、紙copiで類語を作ってしまう。

 

↓こんなカンジ。

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紙copiでの表示を整える。 | BL作家 晶山嵐の日記

 

前にもこれを作ってたんだけど、パソコンの修理か、データの移行かするときに見当たらなくなったので

最近作り直した。

 


『青い』の類語をネット上から探してきて


青々 
真っ青 
濃紺 
藍色 
浅葱色 
紺 
瑠璃色 
コバルト色 
なす紺 
縹色 
癖色 
コバルト 
セルリアンブルー 
ネイビーブルー 
ブルーブラック 
花紺 
花色 
空色 
群青色 
紺碧 
深碧 しんぺき 
水浅葱 
濃藍 
納戸色 
ウルトラマリンブルー 
シアン 
パーマネントライト

 

一覧を作る。

 

自分の小説に使えるかどうかはまた、後の話し。

 

そして、自分が小説で作った言葉を上に書き加えていく。

 

湖水の 
南海の 
強い日差しの下、輝く海のような

 

これは大体『青い瞳』の形容詞。

 

湖水の瞳 
南海の瞳 
強い日差しの下、輝く海のような瞳

 

↑こういうのは類語辞書では出て来ないので、自分の頭からひねり出すしかない。


『青い』と言われて思いつくものを連想で並べる。

 

深海

宇宙

 

そして、それらの言葉の連想をまた書き出す。

 

天空

蒼天

限りない高さ

無限の大気

 

それを、『瞳』の形容詞で使えるか確認。

 

空色の瞳

天空を思わせる瞳

蒼天の瞳

限りない高さを含有した瞳

無限の大気を孕んだ瞳

 

瞳じゃなくてもいいけれど、最近の私が『青』を表現するときは瞳が多いのでこうなる。

 

こうやって、自分で類語辞書を育てていく。

楽しい♪

 


『思う』の場合。

私の辞書はこうなってた。

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疑問を抱いた 
頭の中で呟いた 
認識する 
伺わせる

↑単純な言い換え

↓小説で使ったときのコピペ。

勝輝の名前は便利だな、と松崎はほくそ笑む。 
勝輝の名前は便利だな、と松崎は思う。

松崎自身が見なされなくて済む。 
松崎自身が思われなくて済む。

それだけを、自分に厳命しているのだ。 
それだけを、思うのだ。

自分の心に囁く 
結論づけた 
考える 
見える 
感じる 
言い含める 
覚えている 
気付く

見なすべきかと悩んだ 
ル・アを見上げた。 
問いかけたいぐらいだ 
囁かれる 
思い込んでいた 
懸念した


記憶している 
検討をつける 
考え事をする 
思考を絞る 
考慮する 
考察する 
考量する 
思料する 
推測する 
見当をつける 
にらむ 
みなす

↓小説書いていたときの思いつき。 
ル・アは『思う』を使わない。 
『だろう』で統一。 
沙射は『思う』を多用。

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これらをJust Right!の辞書に仕込む。

 

すると、『思う』の単語が出てくると、オレンジにマークupされ

↓ポイントすると、右側にその置き換え単語が羅列される。

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Just Right!での自分辞書の作り方。

↓ここで自分の好きな単語を登録していく。

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↓『訂正候補』に類語を挿れる。

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↑品詞を指定すると、変化形も全部同じキーワードと認識して表示してくれる。

 

『思う(わ行五段)』で登録すると

思い、思わない、思えば、思うとき……とか、全部『思う』の登録で表示してくれる。

 

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↓これみたいに、一画面に三つも同じ単語が出てくるようなら、真ん中とか二つとかを類語で変更する。

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ただ、『おバカちゃん』の一人称だと、気にせず、同じキーワードを使うこともある。

その、『言葉の足りなさ』がおバカちゃんの人格説明でもあるから。

 

同じ人物には同じ言い回しを使わせるし、誤字の使い方もキャラごとに違う。

 

 

『~をしてる』

『~をしている』

↑これだけで性格が違う。


Just Right!はかなり賢いので、最初から、『簡単な類語』は入っている。

 

↓『拳銃』だと『短銃』と『ピストル』がすでに表示されている。

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水色枠の方は、『拳銃』という言葉が小学校でならう漢字ではないので

ひらがな置き換えとか、フリガナ指導をしてくれている。

 

これらは勿論、↓自分設定を作ることができる。

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とくに『けれど』とか『しかし』『そして』とかは近くにあるとうっとうしいので、

↓のように言い換えを作って順番に使う(笑)

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同じ要領で、

『青い瞳』が近くに出てきたら、二つ目は『湖水の瞳』、三つ目は『南海の瞳』

と、言葉を変えていく。

 


私がこの『Just Right!』を買ったのは、スカウトされて『有・罪・判・決』を出してもらったあとだった。

ゲラを貰ったときに、『座る』『坐る』とか使ってたのを「どっちかに統一したほうがいいです」って指摘してもらっててびっくりした。

指摘がびっくりしたのではなくて、『座る』『坐る』を同時に使ってたとか、全然気付いてなかった。マジで。

『獅子心中の虫』とか、なんか、間違った漢字使ってた。

 

それで、どうやってかJust Right!を買って自分の小説校正したら、すんごい変なこと普通にしてて、ちょっと落ち込んだ(笑)

 

でもそれからは、ずいぶん単語一つを気にするようになった。

というか、それまで、本当に何も考えずに書いてたんだな、って自己嫌悪するレベル。


私は小説どころか国語もまともにやってないので、

Just Right!が指摘してくれること自体がわからないこともある。

 

Just Right!で↓『品詞』っていわれてめっちゃ困った。

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それでも、どうにかやってる。


 

そして、『小説が書けない』と言っている人は、こういうことを第一校からやっているのではないかと思う。

 

こんな誤字探しとか、類語置き換えとかは、『完成』してからすればいいことであって

書きながらするもんじゃない。

 

書いているときはその世界に感情移入して、

読み返さずにガーッとラストまで書いてしまう。

それから、誤字探しや類語置き換えをする。

 

そうしないと、それこそ、『最初の一行から進まない』ということになる。


 

けれど『類語辞書』自体は、育てておいて損はないので

『小説を書きたい』と思ったのなら、今から作っておくと、

『言葉に対する感受性』が変わるのでおすすめ♪

 

 

 

安心のための『Just Right!』。

 

 


作成日: 2011年3月8日(火) 02時51分

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