小説の粗筋が書けない? だからあなたの話は面白くない。

小説を書いた後

小説を書く場合、他の『創作』でも一緒ですが

『書いて終わり』でなければ、

『自分で自分の小説をプロデュース』する必要があります。

 

プロ作家なら、編集さんが

粗筋とかキャッチコピーとか作ってくれますが

アマチュアの場合、それらも全部自分でしないといけないのです。

漫画を描く人が、売れたらアシスタントを雇えるのと一緒です。

 

『売れるまで』はセルフプロデュース(自分で広告)をして

『自分の作品を売る』必要があるのです。

 

 

そこで、『粗筋が書けない』とか泣いていても仕方ないのですね。

 

毎回友人に頼める人はいいですが、

殆どの人は、そんなことをしてくれる友人はいないですよね?

 

しかも、同人誌なら、締め切り間際に仕上がってるのに

友人に読んでもらう時間なんてないですw

 

ということで、自分でパパッと仕上げる術を手に入れましょう。

 

特に有料の同人誌のシリーズもので『巻数』をつける場合は

粗筋があるとないとで売上が変わります。

 

粗筋さえあれば、一巻が売り切れていても、

ニ巻以降が売れる可能性が高まるのですから!

 

ただ、性格や、小説のカテゴリによって

色々な粗筋の書き方があります。

誰でも知ってるシンデレラで説明しましょう。

 

その前に、用語説明。

  • 粗筋(あらすじ)
    • 名詞。
    • 『紹介のため』に一般公開される部分。
    • 重要な部分は書かない。
  • 要約する
    • 動詞。
    • 要点だけを書き出すこと。
  • 概要(がいよう)
    • 名詞。
    • 一般公開されない。
    • 内容の箇条書き。内容の要約。
    • 重要な部分も全部書く。

この記事では、こういう意味で使います。

小説を要約して概要にし、その概要を粗筋に加工します。

 

目次

粗筋の書き方は大きく二つ。

主人公の行動をまとめる方法。

母や姉からいじめられていたシンデレラ。

みながお城のパーティーに行くのにおいてけぼり。

魔女が出てきてカボチャを馬車に、ぼろをドレスに!

お城で王子様とダンスできたけど、

魔女の約束は12時まで。

あわてて帰ったらガラスの靴が片方脱げて王子様に拾われた。

王子様はその小さな靴をはける娘を探して

シンデレラを見つけ、末永く幸せに~

超定番。

書きやすい!

 

これが『主人公の』ではなく『三人称の説明』の場合も多いですね。

 

主人公の感情をまとめる方法。

お母様もお姉様型も厳しいかたがた。

家を整えるのは私のお役目、頑張ってるわよ!

みんながお城のパーティーに行くときも私は掃除掃除掃除。

魔女がカボチャを馬車に、服をドレスに変えてくれたわ!

「夜の12時までしかこの魔法はきかないからね」

お城に行ったら王子様とダンスできたわ!

でも、12時の鐘が!

慌てて帰ったら、靴が脱げたけど、取りに戻るヒマなんてない!

また掃除掃除掃除。

王子様が靴をたよりに私を見つけてくださったわ!

 

 

こっちも、この長さだと、行動まとめでしかないけど

一人称の分、主人公の性格が見えます。

 

粗筋で悩むところ。

粗筋を書いたことがなければ悩むのは当然。

 

 

ただ、

あなたが『これがこの小説の粗筋』と言えば粗筋なのです。

 

『粗筋の正解』なんてものは『小説の正解』と同じで

『無い』ので、

無いもののカタチを探って悩まないで下さい。

 

あなたが公開したいと思ったときが『粗筋』なのです。

 

粗筋に何を書いて良いのかわからない。

小説の中の場面転換をメモしましょう。

『主人公の行動をまとめる方法』ですね。

 

漫画『ワンピース』の最初の方の粗筋。

ルフィは海賊王になりたくて、故郷から出帆!
ゾロを仲間にしたときは海軍を敵に戦いました。
魚人と戦い、ナミを開放して仲間にしました。
ウソップのの悲恋と引き換えにキャラベル船を手に入れました。
サンジを仲間にしたときは、
とても切ない生い立ちを断ち切らざるをえなかったのです。
ゾロだけの粗筋。

ルフィは海賊王の夢に向けて出帆!
賞金稼ぎのロロノア・ゾロが海軍につかまっているのを脅します!
「おれはルフィ! 紐といてやるから仲間になってくれ!」
もちろん海軍とすったもんだあったけど、ゾロは小さな船にも文句を言いません。
さぁ、次は誰を仲間にするかなー。

 

これ『どちらも粗筋』ですよね?

でも、あなたが、『これがワンピースの粗筋』と言えば

それが粗筋なんです。

 

『どっちも「間違い」ではない』のですから。

 

粗筋は『自分がメインだ!』と思った所だけつまむ。

粗筋には正解は無いですが、基本的なカタはあります。

 

このシーンがなければ、この話が成り立たない!

そう言うところだけ並べるのがミソ。

 

ただ、それも『必死で小説を書いた』状態だと

ナニがメインなのかもわかっていないことがあります。

まぁ……経験不足なんです。

 

 

ここではっきりさせておきましょう。

  • 『マトメがヘタ』
  • 『メインが分からない』

この二つ、『粗筋を書けない』で言うと一緒なんですが

『メインがわからない』はダメです。

 

 

そういう状態の小説は、まず面白くないです。

だって、作者が『なんのために書いた』のかが『分からない』のですから。

 

文章が散漫になっていてクライマックスも盛り上がりにかけるでしょう。

 

ただ、そういう散文小説が好きな人はいるので

文章がうまければ、ウケます。

 

誰も彼もが、

起承転結がはっきりした話しか好きではない、

というわけではないのですから。

 

ただ『メインがわからない』のは、基本的にはダメです。

 

自分が書いたものなのですから、あなたは理解しましょう。

 

読者は好きなところを重点的に読みますが、

あなたは作者として『あなたが書きたい部分』はしっかり持っていないといけません。

 

書きたい部分がなければ、書かなければいいですよね?

 

あなたは『書きたいから小説を書いている』のであって

『書かされている』わけではないでしょう?

でしたら、『書きたい部分』は有るはずです。

 

 

痩せるためにダイエットをするから痩せるのです。

なんとなくダイエットをしても、リバウンドするだけですよ。

 

 

  • 『書きたい部分があるから小説を書く』
  • 『こんな小説を書きたいから小説を書く』
  • 『著名人になりたいから小説を書く』

理由はなんでも良いですから

『書きたいポイント』は自分でつかんでおきましょう。

 

 

自分が生んだ子供のことがわからない、とはレベルの違う話です。
子供は別人格なので、あなたが100%コントロールすることは不可能です。

ですが

『あなたが書いた小説』はあなたが100%コントロールできるのです。

 

だから、記事タイトルにある

『小説の粗筋が書けない? だからあなたの話は面白くない。』

になるわけですね。

 

作者が、『小説のメインがわからない』なら、

その小説は大体面白くない。

 

というか、作者本人も

この小説面白くなるのかなぁ?

とか思ってますよ。

そう言う場合は、『粗筋を書く技術』ではなく

『小説のメインをはっきりさせる』ことをまずしましょう。

 

 

『まとめがヘタなだけ』の場合は、経験値で解決です。

何度も粗筋を作ればいいだけです。

一回でできると思わずに始めましょう。

 

『クライマックスがメイン』というわけではないんです。

クライマックスに至るまでの主人公の微妙な感情の変化がメイン

でも良いのです。

 

なら、それを粗筋に書かないといけないんですよ。

 

30歳を越えても、『義理ごと』の大事さが分からなかった主人公。
他人の冠婚葬祭に金を出すのなんていやだから、絶対いかない。
飼い犬が死んだときもさっさと保健所に引き取ってもらった。
そんな彼が44歳のある日、泣きながら全財産を香典に包んでいた。

これでもいいわけです。

 

結局、主人公の性格説明以外、出来事はほぼ書いていない。

これでも『粗筋』なんです。

 

これを読んだ人は勝手に

 

44歳の前数年になんか、心情が変化する出来事があったんだな。

どういうことだろう?

 

そう思ってくれて、そこが気になった人だけが、読んでくれます。

それで良いのです。

 

どこまで書いて良いのかわからない。

『どこまで書いたら良いのか不明』なのは

『数を書いてない証拠』です。

 

つまりは、『経験値が足りない』ということです。

なんでも経験値かよ!

 

そうですよ。

なんでも、経験値なんです。

 

 

 

技術じゃなく、

数をこなせばにつくんです。

簡単でしょう?

 

 

経験値が足りないなら、しのごの考えずに、

まず『粗筋を全部「書きだす(アウトプット)」』ことをしましょう。

 

『もったいぶらせる部分』は

  1. あとから切って
  2. 整えれば
  3. 良いのです。

 

小説と一緒。

『まず、書いてから』『考える』ことです。

 

書く前から、『ドコまで書こう』なんて考えるから

『ソコまでも書けない』のです。

 

 

  1. まず
  2. 書く!

 

 

テキストなんですから、加工はすぐできるのです。

 

 

  1. まず
  2. 書く!

 

 

  1. 『書かない』から
  2. 『書くのが面倒』と思って
  3. 『書かない』から
  4. 『できない』のです。

 

『小説を書けるようになった』のも、『数をこなした』からでしょう?

そして、『数をこなした』『今』、

その『こなした数』は無駄だと思いましたか?

苦痛でしたか?

 

楽しかったでしょう?

 

粗筋の練習も同じなんですよ。

 

あなたの小説を箔づける説明をするための粗筋ですから

うまく書けるようになれば

小説を読んでくれる人は増えます。

 

 

『まとめ』はみんな苦手。気にしない!

『まとめ』なんて難しいものです。

 

なぜなら、普通は『やりっぱなし』だからです。

 

『反省』をしてる人が何%いると思いますか?

『まとめ』をするのって、それ以下の確率です。

 

  • 長文を書くのも難しいけど
  • 長文を短くするのも難しいんです。

 

だってあなたはすでに『長文が書ける』のですから

『長文で説明してしまいたい症候群』なんですよ。

「短文で書け」って言われたら

言葉の行き違いが恐いから、

物凄く言葉を選ぶでしょう?

 

だから時間がかかるんです。

 

その『時間がかかる』のは

『書けないから』時間がかかるのではなく

『言葉の選択』に時間が掛かっているのです。

 

だから『書けない人の悩み』ではなく

『書ける人の悩み』なんですね。

 

そして『書ける人』というのは、相対的に少ないですから

悩みを聞いてくれる人も、解いてくれる人も少ないわけです。

 

『創作』には絵や立体、音楽や楽器などを始め

『いろんなジャンル』があります。

 

その中で『言葉』で勝負しているジャンルは少ないでしょう?

まだ『絵の描き方』のほうが、ハウツーは多いですよね?

 

だから、ナゾがとけなくて、

自分一人で堂々巡りしてしまう。

 

ピアノの鍵盤を叩いただけの子供は

「私、ピアノがひけるよ!」と言えますが

数年ピアノを習うと

「私、ピアノがひけるよ!」と言わなくなります。

 

なぜなら『もっと弾ける人がいる』ことを知るからです。

一流の人ほど「私なんてまだまだ」と言います。

 

 

小説と粗筋もこれなんです。

『小説という長文を書ける』から

『短文で説明するのが難しい』のです。

 

それこそ、小説を書けない人に粗筋を書いてもらった方が

物凄く早く仕上がります。

 

ただ、そういう人がいないから、自分でする、話ですので

あなたが粗筋を書けなくならないといけないわけですよね。

 

 

小説家以外は

『長文を書けない』から『とにかく説明するため』に

『短文で書く』のです。

 

そして、大半の『アウトプット読本』は

小説家以外に向けて書かれているので

  • 『短文で書きましょう』
  • 『キーワードで書きましょう』

そう書かれています。

 

 

普通はボキャブラリー(語彙力)が少ないから

  • 箇条書きで書け
  • キーワードで書け

とかが流行るのです。

 

普通の人に、Twitterの140文字一杯まで書け、って拷問なんですよ。

 

小説家はすでに『長文を簡単に書ける』から

Twitterなんて、連続投稿するでしょう?w

 

普通は、

粗筋に書けるようなことがそんなにないから

ちょっと箇条書きするだけで粗筋が埋まる。

そういう状態なのです。

 

あなたは、数万文字書いているのですから

それを数百文字に詰める、というのは

『とても大変なこと』なのです。

 

粗筋は文字数が少ないのだから簡単!
ではない!
『要約を書く』のは、誰にとっても難易度が高い。

 

『テキストを書く』というのは難しい。

 

難しいことをしているのですから

初心者はなかなかできなくて当然なんです。

 

 

『簡単なこと』だと思わない。

それが、うまくできる秘訣です。

 

小説を書くときと一緒。

頭の中でこねくりまわしたって仕方ないんです。

 

 

  1. まず
  2. 書く!

 

 

 

  1. プロットが書けない
  2. 小説が書けない
  3. 粗筋が書けない

 

 

毎回毎回へこたれるな!!

初めてならできなくて当然なんですから。

コツコツやっていきましょう。

 

『粗筋』は『小説の短縮版』ではない。

『粗筋が書けない』と言っている時。

『小説を短縮させる方法』を探していませんか?

 

10万文字の小説を、120文字に『短縮』するのは無理です。

『かいつまむ』のです。

 

小説はたとえるなら、 ↓ こんな感じ。

縦と横に複雑に色が混ざった『織物ミタイなもの』です。

  • 縦糸
    • 時系列や場所移動。
  • 横糸
    • 感情や、詳細説明。

こういうので、小説はできていますね。

 

これを『「短縮させて」粗筋を作ろう』とすると

こうなっちゃうわけです。

結局は『色が全部混ざって意味不明』になります。

だって『短縮(圧縮)』してますから。

 

10万文字の小説を120文字に『圧縮』とか、無理です。

その『ムリなこと』をしようとしているから
『できない』と思っているのです。

 

『圧縮』して『短縮』するのではないのです。
部分をかい摘んで並べるのです。

↑横糸がありません。

粗筋に細かい説明は要らないからです。

 

小説を短縮するのはムリ

この『考え方』をまず、覚えましょう。

 

『圧縮』ではなく『かい摘む』のです。

ポイントだけを『ピックアップ(つまみ上げる)』するのですね。

 

先程書いたこの粗筋だと

 

30歳を越えても、『義理ごと』の大事さが分からなかった主人公。
他人の冠婚葬祭に金を出すのなんていやだから、絶対いかない。
飼い犬が死んだときも保健所に引き取ってもらった。
そんな彼が44歳のある日、泣きながら全財産を香典に包んでいた。

 ↓ 緑の部分しか説明できてないやん! と思いますよね?

これが『かいつまむ』ということです。

 

この話のポイントは、『喜んで義理ごとに参加するようになった理由』であって

『結末』ではないのですね。

 

推理小説は結末が大事なので、こういうことはできないです。

 

粗筋の書き方は小説によって色々有るのです。

それを『一つの方法』だけでやろうとすると、当然ムリが出ます。

あなたの話にあった粗筋を書かないといけないのは、

仕方がないですよね?

 

あなたの話は唯一無二なのですから!

あなたが、あなたの小説にあった粗筋の作り方を

作り上げていくしかないんです。

 

これが『概要』と『粗筋』の違いです。

  • 『概要』は単なる要約ですので、小説について一本でいいのです。
  • 『粗筋』は『見せ場』を作る必要があるのです。

ですので、『どこを見せ場にするのか?』で、粗筋は何種類も作れます。

 

だから、『概要』より『粗筋』のほうが、さらに難しいのです。

  1. 『まとめる(要約する)』ことで概要を作るのも難しいのに
  2. そこからさらに『粗筋』として洗練させる必要があるのです。

 

『粗筋』って、難しいんですよ?

 

簡単だと思うから、失敗するんです。

難しいと思って、腰を据えて掛かりましょう。

 

なぜ粗筋が必要なのか?

あなたの小説を、もっとたくさんの人に読んでもらうタメです。

はっきりいうと『宣伝(広報)のため』が一番ですね。

 

 

『小説』はテキストの集まりです。

漫画みたいに、

この絵、好きだから読んでみよう!

パラパラ中をめくって、勢いがあるから読んでみよう。

そんなことを『思ってもらいにくい』です。

 

以前、同人誌即売会でこういうことがありました。

私の本を手にとったカタが

冒頭の一頁だけ数秒ごらんになって

「このシリーズ全部下さい」っておっしゃったのです。

 

うちの本は、200頁2000円なので

あわない方に読んでもらうの申し訳ないから

初めてのかたとは、けっこうやりとりするんです。

 

お一人様に対して十分とか二十分とか

対応するのも普通です。

 

その時も、そのシリーズは六冊あったので

一万二千円になります。

一万円も無駄金使わせたくないですから、私も!

 

もうちょっと読んでいただいて大丈夫ですよ?

 

冒頭読んだら分かります。

この文章好きです。

 

 

ありがたいっ!ヽ(´▽`)ノ

 

そういうカタもたまにはいらっしゃいますが

普通は、ガッツリ読み込んでいかれます。

それで当然です。

 

その時に、

冒頭に粗筋があれば、

それで『内容はわかる』わけですよ。

 

粗筋で内容が分かったら読んでもらえないんじゃない?

粗筋を書くのに躊躇しているひとの中には、

これも心配の一因ではないかと思います。

 

内容を説明してしまったら、

先を読んでもらえないんじゃない?

 

それならななぜ、

  • Twitterまとめ
  • pixivまとめ

みたいな本が売れてるんでしょう?

 

最近特にネット小説とか、

『すでにネットで公開されている』のに、本になっていますよね?

 

  • 『無料で読みたい人』は隠されてても読まないんです。
  • 『有料でも読みたい人』は、全部無料で読めても、『本』がほしいんです。

 

だから、『粗筋で内容がわかる』なんて考えなくていいんです。

※推理小説は別です。

 

 

『この内容ならいらない』人なら

全部読んだって要らないですよね?

 

 

『悪評が立つ』一因は、『読者の予想を悪く裏切った場合』なんです。

 

冒頭がシリアスだったのに、ラストがコメディだった。

これはダメです。

一番してはいけないことです。

 

シリアスを読みたい人は、コメディが読めない人がいます。

私も、これ系なので、コメディには関わりたくないです。

 

なぜなら、シリアスよりも強引に『お約束』で

どんでん返しを作られる可能性が高いからです。

 

『お約束』を見たいわけじゃないんです。

『水戸黄門』にもルールがあるんです。

 

逆に、最初がコメディっぽかったけどラストがシリアス、というのは大丈夫。

コメディを読む人はシリアスも読めます。

 

つまりは

 

『粗筋で読者を振るい落とす』ことで、

『この手の話を好きな読者だけ』を呼び込めるんです。

 

 

『この手の話を好き』なんだから

『この手の話』は喜んでもらえます。

批判も少なくなります。

 

 

とにかく一人でも多くの人に読んでもらいたい

と思うから

『誰にでもあう話』なんてものを考えて

無理だから、書けないんです。

 

私と同じ趣味の人だけ読め!

と思っていれば

悩まなくて済むのです。

 

特に同人誌の場合。

『紙媒体に印刷』しているので『品切れ』がでます。

 

特にシリーズ物を出した場合。

初心者は、一巻と続巻を同じ数だけ印刷するので

一巻が先になくなります。

 

なぜなら

一巻を読んでやめた人はニ巻を買わないからです。

それを考えずに、ニ巻を一巻と同じ数だけ印刷するとダメですよね?

 

シリーズはどんどん出ているのに

一巻だけ無い。

 

そして、ニ巻には一巻の粗筋が説明されていない。

 

こうなったら、もう、そのシリーズは、何冊出しても

『一巻を買って満足した人の数』だけしか売れません。

 

つまりは、一巻とニ巻以降を同じ数だけ印刷したら

確実に在庫がたまるわけです。

 

せめてニ巻に、一巻の粗筋が書いてあれば

人間関係とかがわかるから

ニ巻からも買ってもらえるのです。

 

この場合は、

『一巻がなくなった時の説明』のための粗筋なので

『概要』で大丈夫です。

 

『売りたい』なら、概要か粗筋は必ず入れましょう。

それか、小説の冒頭で、

前作の人間関係とできごとを軽く説明しましょう。

 

 

心配しなくても、

6巻に、1巻から5巻までの概要を書いたからって

「それで内容がわかるから6巻だけでいいや」

なんて人は、そんなにいません。

 

 

粗筋は広報(宣伝)になる。

『粗筋を読んだ読者を振るい落とす』

つまりは

『粗筋だけは読んでもらえる』ということです。

 

下記の冒頭で、何を想像します?

「春菜、早くご飯を食べたら? 学校に遅れるわよ?」

 お母さんがお父さんを睨みながら私にジュースを出してくれた。お父さんが味噌汁を飲みながら、新聞を読むの、お母さんはいつも嫌がるのに、お父さんは知らんぷり。いやよね、って顔してお母さんが私を見て、私に麦茶を出してくれた。

「転校早々遅刻なんていやでしょう?」

「昨日、寝落ちしちゃって、日記書けてないんだ。もうちょっとだけ……あ、シャーペンの芯が切れた。

 カチカチ、ノックして芯出したら、ポキッ……

 カタカタテーブルが揺れた。

 地震?

 出しても出しても2Bの芯がポキポキ折れる。というか、長い揺れだな……

 下ろしたての日記帳というか、ノートが、パツパツとした短い線で汚れた。最初ぐらい綺麗に始めたかったのに……

 リビングにあった鉛筆を取ってきて続きを書く。

「いやぁねぇ……最近毎日じゃない? いくら関東に地震が多いからって、震度5がこんなに毎日じゃねぇ…………」

「せっかく父さんの転勤で富士山の見えるところに来たんだし、富士山の景色を楽しもうよ」

 この、リビングから見える富士山の絶景ったら!

 今日も日本晴れだよ!

 

 

女子高生の日常w

 

これで ↓ こう続いたら、アクションがくるな、ってふんわりわかりますよね。

「でも、ご近所の奥様方が、震度4ぐらいならしょっちゅうだって言ってらしたけど、震度5はこちらでもあまりないんですって。それがもう、毎日で、こちらのかたも怖いらしいわよ?」

「毎日じゃないよ、先週は地震三日……」

 富士山が、火を吹いた。

「富士山が噴火した!」

「何をばか……な…………キャァッ!」

 

 

これで、過去転生モノなんです、

って言うとどうです?

冒頭だけ読んでるとわからないでしょ?

だから、『1話目の前』に、お断りを書くわけです。

 ↓ 概要で『おことわり』している記事。

【赤狼】女子高生軍師、富士山を割る。シリーズ開始。 | 痛すぎる彼氏の小説集。by 晶山 嵐(しょうやまらん)

 

これは、正解かどうかはわかりませんが、

私はこうしています。

 

 

冒頭だけ見て、

『ふわふわした学生モノだな』で読まれたら

困るんです。

人権も民主主義もない血と暴力の世界で

平和主義の春菜がキラ・シの未来を紡いでいく。

 

こういう話だから。

 

『人権も民主主義もない血と暴力の世界』の時点で

『ふわふわ学生モノ』が好きな人は回れ右をしてくれるでしょう?

それでいいんです。

 

ホント、流血描写凄いから。

ただ、『グロだ』と『ただし書き』するほどでも無い。

こういう中途半端なジャンルが一番紹介が困るw

 

それと、 ↓ この頁のように

【赤狼】女子高生軍師、富士山を割る。シリーズ開始。 | 痛すぎる彼氏の小説集。by 晶山 嵐(しょうやまらん)

ネット上の長編小説だと

一頁目を案内したって、

 ↓ こんな冒頭だと、中身を想像できないですよね?

「春菜、早くご飯を食べたら? 学校に遅れるわよ?」

 お母さんが父さんを睨みながら私にジュースを出してくれた。お父さんが味噌汁を飲みながら、新聞を読むの、お母さんはいつも嫌がるのに、お父さんは知らんぷり。いやよね、って顔してお母さんが私を見て、私に麦茶を出してくれた。

 

でも、その前に粗筋があれば、

その粗筋頁をリンクすれば良いので

『ススメやすい』んです。

2019/10/28 追記
この頁は本文から読めないようにしました。

この記事を書いた後
ない方がいいかな、と考えたためです。

 

名刺にこの粗筋頁のURLをQRコードで印刷してしまっても

良いですよね?

粗筋を作っただけで『おすすめしやすい』状態になるのです。

つまりは、あなたの小説が、読まれる確率があがる、ということです。

 

粗筋を書くのは無料です。

 

もちろんあなたの時間給は発生しますが

先行投資は『あなたの思考力』だけです。

 

なれればすぐに『粗筋を書く技術』はあがります。

 

そして『小説を書いている』のでしたら

『粗筋を書く技術』は、助けにはなっても、邪魔にはならないでしょう。

 

 

英語を勉強しているときにラテン語を勉強すると

こんがらがるし、どっちもが同じ比重で記憶力を使うので

面倒臭いだけですね?

 

 

でも、

英語を勉強しているときに、

『英字新聞を読む方法』を学ぶのは、良いことではないでしょうか?

 

 

『小説を書く』なら『粗筋の書き方』も学んだ方が良いのです。

なぜなら、粗筋を書く技術が上がれば
小説を書く技術も上がるからです。

 

小説の『メイン』を意識して本文を書けるようになる。

  1. 小説を書いた。
  2. 粗筋を書く。

この二つが必ずセットになっていると

小説を書いているときから

どんな粗筋を書こう?

というのが

常に頭のすみっこにあります。

 

すると

粗筋を書きやすいようにメリハリをつけよう

こんなふうに、

無意識にでも考えるようになります。

 

メリハリがつけば、どうでしょう?

小説は面白くなると思いませんか?

 

 

粗筋でこう書きたいから、

ここをメインにしてがっつり書き込もう!

 

とか、思えるようになります。

 

本末転倒ですが

  • 『小説を面白くする材料』はいくつあっても良いのです。
  • 『小説を面白くする理由』はどんなことでも良いのですから。

そして、『粗筋を書く』時に

『他人の目線』で小説を読みかえす(客観視)ことにもなります。

 

あれ? ここ、場所移動してるけど、
本文では分かりにくくない?

そういうケアレスミスも、気付ける確率が高くなります

  1. 『自分の書いたものだから粗筋はつくりにくい』なんてことを
  2. 『当然』だと思って
  3. 『粗筋は、作者は書けないもの』と放棄しないようにしましょう。

     

     

    『粗筋を書けない』のは、

    たんに、

    あなたの頭の中が

    まとまっていないだけです。

     

    • 小説の内容を理解していない。
      • 自分の小説を理解しましょう。
    • 頭の中が混乱している。
      • 落ち着きましょう。
    • 『粗筋を書くこと』になれていない
      • 経験値をためるために、たくさん粗筋を書きましょう。

    この三つのうちのどれかです。

      だから、『小説の内容を理解しきれていない』のに

      粗筋をたくさん書いても

      『粗筋の経験値』はあがりますが

      『面白い粗筋』にはなりにくいですよね?

       

      話がわかっていないのですから。

       

      物事には順序があるんです。

      一つ一つこなしていきましょう。

       

      あなたが『小説を書き始めたとき』はどうでしたか?

      書くのに苦労しませんでしたか?

       

      『長文を書く』ことに慣れていないから

      『文字を書く』ことそのものが大変だったでしょう?

       

      『粗筋』も一緒なのです。

      『まとめる』ことに慣れていないから

      『要約すること』がまず大変なのです。

       

      だから、自分のパソコンの中だけで小説を書いているとしても

      『粗筋を書くこと』で、『小説のレベルアップ』に大きく貢献します。

       

      作者の書いている粗筋が面白くないからといって

      小説本文が面白くないわけではないです。


      ただし、作者が書いた粗筋が面白いなら

      小説本文は確実に面白いです。

       

      なぜなら、それだけ『文章を加工することに慣れている』のですから。

      小説本文だって、期待できます。

       

      だから『面白い粗筋』だと『本文を読んでみたくなる』んです。

      つまりは、粗筋がうまくなれば『小説を読んでもらえる確率が上がる』ので

      『広報』になるわけですね。

       

      小説家が勉強するべき最大の技術の一つと言えるでしょう。

      粗筋を本格的に書く方法。

      粗筋の長さをまず決めましょう。

      ゴールがわかっていないと、すすめません。

       

      粗筋をどう書いたら良いのかわからない、

      というあなたは、

      『粗筋を何文字にする』ということを決めましたか?

       

      ゴールを設定せずに走り出すと

      絶対にうまくできません。

       

       

      『ここの前書きに入る程度』ではなく

      『何文字』と、数えましょう。

      そういうことを面倒くさがるから、

      最終的に、手間ばかりかかって

      『できない』のです。

       

      「粗筋は何文字だから……」から考えるから書けない。

      1. 小説が書き上がりました。
      2. 粗筋を書かなければなりません。
      3. 100文字(一頁)ぐらいにしないといけない。
      4. 全然、頭が働かないっっ! 私に粗筋はムリ!

       

      そう言うときは、こう考えましょう。

      この小説を3分の2の長さにするならどこを削る?

       

      粗筋作成の初心者は本文を半分にしていく。

      『粗筋』は前に書いたように
      『概要』を『装飾したもの』です。

      ですので、まず『概要』を作りましょう。

       

       

      120文字の概要は難易度が高いので

      まずは、小説一本分を、一画面分に納めましょう。

      同人誌で言うなら、200頁の小説を

      一頁で説明する。

       

      3000文字ぐらいの小説なら、

      スマホの1スクロールぐらいに納める。

       

       

      これは『小説の洗練』にもなるので、

      仕上がったら考えてみてください。

      • この小説を
        • 半分にするならどこを削る?
        • 四分の1にするには?
        • 10分の1にするには?

        3000文字の小説なら、これで300文字ですね。

        あと半分にするだけです!

         

        10万文字の小説なら、これで一万文字。

        新書一頁600文字と換算して、あと20分の1にしてみましょう。

         

        ここでも、突然『20分の1』ではなく

        半分、半分……とやっていきましょう。

         

        120万文字でも、

        • 7回半分にしたら、937文字になりますね。
        • 10回半分にしたら、117文字 です。

         

         

        1. そこから、
        2. 概要を作成し
        3. 粗筋の文字数に対して、
        4. 調節をするのです。

        最初から、『粗筋の文字数』の要約を作ろうとか
        無茶を考えないでください。

         

        『手間をかけない』ように考えた

        その『一手間』をはしょったがために、

        『多大なる手間がかかる』ことになります。

        初めて作る料理なら、レシピ通りに砂糖などの量を入れましょう。

        最初から、うちの家族は甘いもの嫌いだから、で砂糖を減らしてはいけません。

         

        一度、教えてもらった通りに実行してから

        その結果を見て、自分の好みに作り替えるのです。

         

         

        半分に半分に、としていく途中で

        『大事でないところを外していく』ことになりますよね?

         

        『大事なところ』って分からないものなんです。

        これは『普通』なので、できない自分を責めないで下さい。

         

         

        七五三で着物を買いに行ったときに、

        母が営業の人に言われていました。

         

        『好きなガラや色』というのは、分からないものなんですよ。

        ですので『これはイヤ』というのを省いて行ってください

         

        ということでした。

        つまりは、消去法ですね。

         

        消去法!

        どこでも便利に使える最高の手順!

         

        『選択と集中』が難しいのもこのため。

        『ナニが重要なのか?』は、慣れないとわからないんですね。

         

        だって、今食べているこのジャンクフードが重要かどうかなんて

        病気になって初めて気付くでしょう?

         

        お医者さんに「食べものが悪いでしょ」と言われて初めて

        「自分の食べものが悪かった」ことに気付くんですよ。

         

        そして、大体の人はそれでもやめられないから

        メタボとかで困るわけですね。

         

         

        小説も一緒なんです。

        『粗筋を書こう』としたことがなければ

        『自分の売り』なんてわからないんですよ。

         

        そういう意味でも『粗筋を書く』ことは、

        小説上達の秘訣なんです。

         

        「『自分の売り』を考えよう!」なんて、高等技術です。

        まずは『消去法』からやりましょう。

         

        「これの文章がなくてもこの小説は成り立つ」

        そういう部分を消していくのです。

         

        慣れたら、頭の中だけでぱーっとできるようになります。

        できないうちは、実際の本文をコピーして

        削除していきましょう。

         

        削除の方が多いから大変です。

        簡単にいうと ↓ 緑の部分以外を全部削除するわけですから。

        これで、最初に決めた『粗筋の文字数』に近づいたら

        文章として整えていく。

        これだけです。

         

        なぜ半分とか、3分の2とかで減らしていくのか?

        最初から、要らない部分を全部削っていけばいいじゃない?

        そう思うでしょう?

         

        やってみてください。

        『ナニがいらない』のか、よくわかりませんから。

         

        勘が良い人は、最初から粗筋をパッと作れます。

         

        でも、粗筋を作れないから悩んでるんですよね?

         

        『作れない』なら、初歩からやってみるのが一番なんですよ。

         

        一年も初歩をやれと言っているわけではないのです。

        『初歩ならできる』と『実感した』ら、次のレベルにいけば良いのです。

         

         

        ここでも

        1. 『実践せず』に
        2. 『これならできる』と『思って』
        3. 次のレベルをやってしまう。

         

        それはいけません。

         

         

        英単語なんて覚えてるよ、と思って

        英語の童話を読んでも

        知らない英単語ばかりでつまるのと一緒です。

         

        『生活英語』って知らないですよ。

        『お風呂に入る』は、普通の英文だと

        • go to bath

        ではなく

        • take a bath

        なんですよ。

         

        『書いてみないと、自分が正解なのかがわからない』わけです。

        とにかく『実践』してみましょう。

        無料なんですから。

         

        小説を半分にする、のは

        『二行に一行削除していく』ということです。

        簡単ですね!

         

        ここの四行は必要

        と思ったなら

        そのあと四行削除すればいいのです。

         

        なれたら、だーーーーーーーっっっと、要らない部分だけ消して行けます。

        セリフとか、大体不要です。

         

        この作業をして、分かる大事なことが一つあります!

        『削除するのが非常に面倒臭い!』

        ということですね。

         

        だって、最終的には9割削除するのですから

        凄く大変!

         

        でも、慣れないと、『どこを残すのか?』で必ず迷います

         

        『不要部分を削除』していくと、残ったところが必要なところです。

         

        その『不要部分』も最初は意味不明です。

         

        こういうのは『本当に削除したからわかること』なんです。

        『実践』ですよ!

         

        一度でいいから、実践してください。

         

        そして『面倒臭い! 他の方法はないの?』と

        『あなたが』『自発的に』『気付く』から

        次のレベルに行けるのです。

        『面倒臭い!』と思った時点で

        あなたはそのレベルを習得したのです。

        わかりますよね?

         

        完全に習得していなければ

        『することで必死』だから、『面倒臭い』なんて思ってるヒマは無いのです。

         

        流れ作業でできるようになったから

        『面倒臭い』と思うようになったのですね。

         

        流れ作業でできる、ということは
        『することになれた』ということですよね?

        『することになれた』ということは
        初心者脱出したわけですよね?

         

        つまりは、レベルアップした、ということです。

        喜びましょう!ヽ(´▽`)ノワーイ

         

        人は10分でも、1分でも
        『やる』ことで『レベルアップ』はすぐするんですよ。

         

        10万字の小説を半分にしていくなんて
        つまりは、二行に一回半分にするのですから
        10万字全部を半分にするのに5万回削除するのです。

         

        五万回も短時間に同じことを繰り返して
        成長しない人がいたら連れてこい!w
         
        最初の30回ぐらいで、『何を捨てたら良いか』がわかります。

        それが『レベルアップ』ですね。

        『わかったなら』今度は、

        別のテキストに『残すところ』だけ

        コピペしていけば良いのです。

         

        削除するより簡単になりましたね!
        これが『レベルアップ』です。

         

        決して、
        『わかったのに、一作品は全部削除しないといけない!』
        というわけではないのです。

         

        気付くまでは、初歩からやれ、
        という話なんです。

        目からウロコがとれたら一瞬でできるようになります。

        それだけの話なんですよ。

        でも、『今はわからない』のですから
        『やってみる』しか解決方法は無いのです。

         

        この記事を読んで、途中の方法から始めても良いですから

        『その方法でうまくできなかった』ときは、

        この初歩の『削除する』からやってみてください。

         

        一日の歩数が130歩ぐらいなのに

        フルマラソンしようとか、むりですからね。

         

        何事も、『基礎技術』ってのは、必要なんですよ。

         

        概要作成に慣れてきたら、『かい摘む』ことをする。

        概要作成で『消去法』を使っていると

        何回かしたら

        ここがいらないんだな!

        こういうことが、事前に分かるようになってきます。

         

        つまりは

        これが粗筋には必要なんだ!

        そういう部分が浮かび上がってくるわけですね。

         

        この記事の最初の方で

        『かい摘んだら粗筋が書ける』って書かれたときに

         

        だから!

        その、かいつまみかたがわかんないんだって!

         

        そう思いませんでしたか?

         

        それの解決には

        『消去法に慣れる』という『下準備』が必要だったんですね。

         

        何事も準備は必要なんです。

        一流のやり方を初心者がやってうまくいくことはほぼ無いです。

         

        これぐらいの川、濡れずにすぐ渡れるよ!

        って上級者が言ってもあなたはムリでしょ?

        どう考えても渡れる距離じゃないですよね。

        『泳ぐ』ことはできるかもしれませんけど。

         

        でも上級者は上流を指さします。

        あそこ、石が一杯あるから、渡れるよ!

        上級者は『この川は渡れる』であって

        『この川のココを渡る』とは言ってないんですね。

         

        でも、初心者は、

        『ココで言われた』から

        『ココを渡る』と思ってしまうわけです。

         

        ぽんぽんぽん、と上級者は渡っていきます。

        そっか!

        そう思って渡ろうとしても

        すべるから気をつけてね!

        そう言われても、

        滑って転びます。

         

        それが初心者というものです。

        初心者は転ぶものなんだから
        初心者の時代は
        転ぶことを恥じないでいいんです。

        『転んでも支障の無いところ』で何回も転べばいいんです。

         

        初心者は、ココを見るから『ムリ』だと思う。

         

        上級者は『渡れる場所』を『見つける』ことができる。

         

        • 着眼点を変えることを知ってる。
          • 『ココ』を渡る必要ない、ということ。
          • 場所を変えたら渡りやすい場所もある、ということを経験で知ってる。
        • 実際のスキル
          • 水草などでぬめる石をジャンプしていく
            • 脚力
            • バランス力
            • 瞬発力
            • 見極め力

        これらは『経験』でしか育たないんです。
        だから『経験』が大事なんですね。

        だから

         

        粗筋は、小説本文の必要なところを

        かい摘んで書けばいいんだよ。

         

         

        なんていうアドバイスをもらったって

        必要な所ってどこ!

        かいつまむってどうやって!!

        となるわけです。

         

        ここで一つ、学びましたよね?

        『かい摘む』の前に『消去法』を習得する

        ということです。

         

        河を一気に渡ろうとしない。

        50㎝の深さがあれば、人間は流されます。

         

        50㎝の津波、って実は凄く恐いんですよ。

        甘く見て実行して、痛い目にあう。

        ド素人の悪い癖です。

         

        先に消去法を何回もしたから

        こういうのが粗筋には不要なんだな

        そう分かったわけです。

         

        消去法をせずに『かい摘む』をすぐにすると

        99%は、大事なところをつまめないです。

         

        妥当な粗筋。

         

        白雪姫は後妻の王妃から

        その美しさを妬まれ城を追放になりました。

        森では小人さんたちに助けられましたが

        王妃の追手に毒リンゴを食べさせられ

        旅の王子に助けられました。

        ダメな粗筋

         

        主人公は後妻からいじめられ

        不思議な力で助けられ

        王子に見つけられて

        幸せになりました。

        ↑これ、『白雪姫』の粗筋でもつかますが

        『シンデレラ』の粗筋でも使えますよね?

         

        『この小説独自の部分』『のみ』を抽出するのが粗筋。

        童話の粗筋が、結果的にこういう

        分かりやすい構成だからおこることです。

         

        ですが、わかりますよね?

         

        『話』の『メインを拾っていない』からこうなる、ということです。

         

        先程から『話のメインを理解するのが先』と書いているのは

        これなんです。

         

        白雪姫なら、

        • 継母の王妃
        • 毒リンゴ
        • 小人
        • 王子のキス

        これを外してはいけないわけです。

         

        これを全部いれない場合は、

        『シンデレラ』と同じ粗筋になっちゃうわけですね。

         

        あなたは『消去法』で、こういう

        『別の話とダブる部分』は『はずす練習』をしたので

        『「この小説」じゃなくても良い部分』を外すスキルを入手しました

        ヽ(´▽`)ノ

         

        それは裏を返せば

        『「この小説」らしい部分』をかい摘むことが可能なスキル

        ということなのです。

         

        『「この小説」らしい部分』と言われるとわからなくても

        『「この小説」でなくても良い部分』は分かるでしょう?

         

        『視点をずらす』ということです。

         

        『小説を書く』初心者がいきなり新書サイズの12万文字を目指しても

        ほぼ、書き終えることはできないです。

        1. 1000文字
        2. 3000文字
        3. 一万文字

        徐々に増やしていくのが

        『急がば回れ』なわけですね。

         

        粗筋も同じです。

        12万文字をいきなり120文字にするのは

        粗筋作成初心者にはムリなのです。

        徐々に減らしていきましょう。

         

        何度もやるとなれて、すぐに作れるようになります。

         

        粗筋作成のタメの一番大事なこと。

        1. 『小説の概要』を全部書き出してから、
        2. 『粗筋』のために加工する

        ということ。

         

        これも『小説の書き方』と同じ。

        頭の中でコネ繰り回すのではなく

        まず、

        テキストに書き出す。

        すべてテキストに書き出す。

        『小説の概要』を全部書き出す。

        そののち、『どこを粗筋として公開するのか』を

        決めるために加工する

        概要を、粗筋のために装飾する。

        『小説の概要』の全文を書き出さないウチに、

        『どこまで書いたらいいんだろう?』とか

        考えても

        良い粗筋なんて浮かびません。

         

        今作った『小説の概要』ですけど、こんな感じ。

        (小説は書いていません)

        30歳を過ぎても葬式とか結婚式が嫌いだった主人公。

        なぜなら、香典とか祝儀とかでお金が消えるから。

        ただ、一人の子供を育てる羽目になり、

        その彼女が施設に収容されなければならないので分かれることになった。

        だが、彼女の死亡通知が彼に届く。

        施設の手すりが壊れて、もたれていた彼女は転落したのだった。

        主人公は「施設を直して、彼女の二の舞は避けてくれ」と

        泣きながら全財産を香典に包んでいた。

         

        概要を全部書く。

         

        そして、必要だと思った部分を切る。

        30歳を過ぎても葬式とか結婚式が嫌いだった主人公。

        なぜなら、香典とか祝儀とかでお金が消えるから。

        ただ、一人の子供を育てる羽目になり、

        その彼女と向き合うウチに命の大事さを知った。

         

         

        ここで切ったっていい。

        30歳を過ぎても葬式とか結婚式が嫌いだった主人公。

        なぜなら、香典とか祝儀とかでお金が消えるから。

        ただ、一人の子供を育てる羽目になり、

        その彼女が施設に収容されなければならないので分かれることになった。

        だが、彼女の死亡通知が彼に届く。

        施設の手すりが壊れて、持たれていたかの所は転落したのだった。

         

         

        つまりは、『全部書いてから加工する』ということ。

         

        これを『かいつまむ』段階で

        『どこをかいつまもう』なんて思っていたら、

        粗筋を書くのに凄い時間がかかります。

        1. 概要を全部出す。
        2. そののち、何通りか、粗筋を考える。

          『最初に思い付いたもの』が『面白い確率』って

          低いですからね。

          ド素人は『一回で済ませようとする』から
          良いものができないのです。

           

          何通りか出して、その中から『良いものを選ぶ』。

          『競争原理』で『勝ち残ったもの』を選択する


          『最初にできた一つ』なんて
          大体は価値がないです。

           

           

          『最初に思い付いたもの』のバリエーションを書きつくして

          脳味噌が枯れたと思ったそのあとに、出てきたものが

          本当のオリジナルですよ。

           

           

          小説を構成から考える人は、それが概要になる。

          小説をプロットから書く人は、プロットが概要になるので簡単。

           

          私はいまだに、プロットから書かないので

          詳細はわかんないけどw

           

           ↓ これがプロットと言われれば、プロットになるよね。

          30歳を過ぎても葬式とか結婚式が嫌いだった主人公。

          なぜなら、香典とか祝儀とかでお金が消えるから。

          ただ、一人の子供を育てる羽目になり、

          その彼女が施設に収容されなければならないので分かれることになった。

          だが、彼女の死亡通知が彼に届く。

          施設の手すりが壊れて、持たれていた彼女は転落したのだった。

          44歳の主人公は

          「施設を直して、彼女の二の舞は避けてくれ」と

          泣きながら全財産を香典に包んでいた。

           

          こういう場合は、『粗筋を作る手間』は50%省略できる。

           

          粗筋作成、上級者。

          粗筋をどうにか書くことに慣れてきたら

          今度は、『読みたいと思わせる』ことです。

           

          なんのための粗筋か?
          『小説を読んでもらう前に概要をつかんでもらう』

          そのためですが

          それだけじゃ、勿体ないんです。

           

          内容わかったからいいや

          そう思われたら、粗筋を書いた意味はないですから。

           

          『内緒にする』ということですね。

          これは、よく見るから、あなたもご存じでしょう。

           

          映画でよくある粗筋。

          30歳を過ぎても葬式とか結婚式が嫌いだった主人公。

          なぜなら、香典とか祝儀とかでお金が消えるから。

          ただ、一人の子供を育てる羽目になり、

          その彼女と向き合うウチに命の大事さを知った。

          ↑ これ、つまんなくないです?

          『粗筋』だからいいんですけど

           

          『命の大事さを知った』

          陳腐!

           

          映画の説明でこれを書いてたら、見ない、ってぐらい陳腐!w

           

          まぁ、粗筋作る人がヘタなだけで、

          映画のできには関係しないこともあるけど

          つまりは『命の大事さ』なんてものを粗筋に書かないといけないほど

          内容の無い映画、って判断を、私はする。

           

          大体の映画は『命の大事さ』はテーマに入ってるよ!

          • 『ダイハード』みたいなアクション映画でも
          • 『グリーンマイル』みたいなヒューマン映画でも

          『命の大事さ』は一緒だろ!!

           

          『グリーンマイル』は『命の大事さ』がテーマだけど

          『ダイハード』は『命の大事さ』をうたってないか?

           

          主人公があんなに必死になって『生きよう』としているのに???

           

          『命の大事さを知った』って、ホント、説明になってない。

          • 観光案内で、『まず右足から出す』、って書くか?
          • 包丁の使い方読本で、『まな板の購入方法』を冒頭に書くか?

           

          なんで、創作の粗筋説明で

          『命の大事さを知った』なんて書くんだよ。

          そんな『大テーマ』は読者みんなが知ってるわ!!w

           

          映画『ソー』とか『バタリアン』とかでも

          『命って大事っっっっ!』って思うよ!!

           

          プレバト俳句の夏樹先生にいわせたら

          『キング オブ ザ ド凡人!』ってことだね。

           

          文字数が限られている粗筋で不要なものを書かない!

           

          ただこれは『粗筋を作ることになれたら』なので

          最初はそんな駄作を量産するのがいい。

           

          数をこなしていないのに

          『良いものを書こう』なんておこがましいことは考えない。

          90%できないから。

           

           

          粗筋になれたら『読みたくなるような粗筋』を考えよう。

           

          よくある粗筋。

          30歳を過ぎても葬式とか結婚式が嫌いだった主人公。

          なぜなら、香典とか祝儀とかでお金が消えるから。

          ただ、一人の子供を育てる羽目になり、

          その彼女と向き合うウチに命の大事さを知った。

           

          冒頭と中身がはしょって書いてあって、
          ラストがぼかされてるタイプ。

          本当に、映画の説明見てると、よく書いてる粗筋。

           

          『小説を織物にたとえたら』だと、↑ 緑の部分が粗筋で書かれてしまっている。

           

          間違いじゃないんだけど、

          どう考えても『陳腐なラストしかない』よね。

           

           

          子供育てるのが大変で

          愛着が沸いて、人情を知ったから

          義理ごとが大事だと思うようになったのね。

           

           

          で、読みたい?

          そう質問されると、私なら、

          えー(イヤダ)

          ってなるw

           

          まぁ、簡単に言うと、『粗筋を「書きすぎ」』ってこと。

          • 書きすぎだし
          • 余分なことも書いてるし
          • 中身スカスカだなー

          と思われるタイプ。

           

          粗筋の『王道』。

          義理ごと嫌いの30代男性の主人公が一人の子供を育てる羽目になったが、施設に収容されるので別れた。

          そして、届く、彼女の死亡通知。

          施設の手すりが壊れ、もたれていた彼女は転落したということだった。

           

          これが『粗筋の王道』。

          ラストが書いてないタイプ。

           

          『義理ごと嫌いの30代』は単なる自己紹介で

          『伏線』だとはわからないら、ラストがどう転がるのか

          全然分からない。

          もしかしたら、彼女の転落は、誰かが突き落としたからかもしれない。

          サスペンスならここからドラマが始まる。

           

          私は、この ↓ 粗筋が好きw

          ラストを書いてしまっている粗筋。

          30歳を越えても、『義理ごと』の大事さが分からなかった主人公。

          他人の冠婚葬祭に金を出すのなんていやだから、絶対いかない。

          飼い犬が死んだときも保健所に引き取ってもらった。

          そんな彼が44歳のある日、泣きながら全財産を香典に包んでいた。

          1. 主人公の人格説明に大半を費やし
          2. ラストも書いてある。

           

          女の子のことは何一つ書いてない。

          ラストはわかってるけど、『間(あいだ)が無い』タイプの粗筋。

           

          というか、作者だから『ラストが無い』と分かるだけで

          読者はこのあとも話があると思う可能性は高い。

           

          だからこれも『粗筋の王道』である

          『ラストが書いてないタイプ』に『見える』。

           

          主人公の性格が粗筋で詳細に書いてあるから

          「あ、コレ、俺だ」と思ってもらいやすい。

           

          つまりは、『感情移入されやすい』ということ。

           

          俺が全財産を香典につつむって、意味不明っ! どうして?

          と思ってもらえれば、読んでもらえる。

           

          読者はその『理由』が知りたいから読む。

          目的は『結末』ではないから、粗筋で書いてしまって大丈夫。

           

           

          これを書いてて思った。

          映画『レオン』だ。

           

          一匹狼の殺し屋が女の子をしばらく育てる話。

          あれ、二回ぐらい見たんだけど

          ラストをいまだに覚えてないw

          私の苦手なヒューマン系w

           

          『レオン』では、女の子は死んでないはず。多分。

           

          『王道の粗筋』をまずは目指しましょう。

          書き方は簡単。

          1. 概要を全部書き出してから
          2. メインをちょん切る。

          これだけ!

          『概要を全部書き出す』のがポイント!

          そこをはしょるから、粗筋作成に凄く大変な手間がかかる。

           

          まとめ。

          粗筋初心者が、粗筋を書く手順

          1. 消去法で必要な部分を出す。(時間がかかる)
          2. 消去法になれたら、重要な部分を最初からかい摘む。(ある程度すぐ)
          3. 『粗筋候補のテキスト』を全部書いてから、削除、修正する。
          4. もっと慣れたら『読みたくなる粗筋』を目指す。

           

          小説を要約して概要にし、それを『粗筋』として整える。

          あなたが、もっとラクラク、良い粗筋が書けるようになりますように!

           

          【この記事を書いた日 2019/10/09 11:01 】

          2019/10/28 色々追加修正。

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

           

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